2/3午後入試 英語4技能型について
2/3午後入試 英語4技能型について
グローバル時代が到来し、日本の小学校?中学校英語教育はより高いコミュニケーションが可能となる英語教育を目指していくことが必要な時代となりました。小学校での英語が必修化され、これからの大学入試では知識を使いこなし「コミュニケーションに使える英語力」が重要視されるようになります。また、知識を前提にしながらも、活用する「思考力?判断力?表現力」をより一層育てていかなければなりません。このような時代に対応すべく、昨年まで実施していたインタラクティブ入試を進化させ、バージョンアップすることにしました。
こちらは海外帰国生入試のように特別な出願資格は設けていません。海外帰国生入試の受験資格から外れてしまった受験生や、「海外経験はあまりないけれども習い事等で英語が得意」というお子様も是非チャレンジしてください。
さて、新しく導入される英語4技能入試は“Reading & Writing” と “Listening & Speaking” の2つのセクションで構成されており、4技能の力をすべて測定する問題となります。ベースとなるものは本校の海外帰国生入試と同様に「発信型の英語」をテーマとしており、それぞれのセクションに思考力や判断力を問う問題が含まれます。
レベルは英検3級から準2級程度となっていますので、海外帰国生入試よりは若干やさしめになります。“Listening&Speaking”に関しては本校企画「英語チャレンジ」で体験していただくことができます。“Reading&Writing”に関しては英検で出題されるような英文を参考に対策をしてもらえればいいと思いますが、英文の内容を日本語で要約する問題も出題する予定です。
以下に英語から日本語に要約するサンプル問題を掲載いたしますのでご活用ください。学校説明会等についてはこちらよりご覧ください。
英語4技能型 【英語から日本語に要約するサンプル問題】
サンプル問題 | サンプル解答用紙 | サンプル模範解答 |
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【参考】
英語4技能型入試 サンプル問題 解説動画
上記のサンプル問題についての解説動画です。
サンプル問題に挑戦してから、この動画で詳細をご確認いただくことをお勧めします。
※動画は過去(2022年)のものです。2024年度入試に関する情報は、入試問題説明会(動画配信)にお申込みください。詳細はこちらをご覧ください。
英語チャレンジについて
詳細は、秋頃お知らせ予定です。
【FAQ】よくある質問
説明会等で問い合わせの多い英語4技能テストについての質問を参考までに公開いたします。
Q1
問題数と配点はどれくらいですか。
問題構成は以下の通りです。
Reading & Writing Section | 大問1 | 長文読解問題(いくつかの小問)?英作文 | 大問2 | 長文読解問題(いくつかの小問)?要約問題(和文) |
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Listening & Speaking Section | 大問3 | リスニング問題(250語程度のまとまった文章) | 大問4 | ディスカッション(テーマあり?フリートーク型) |
配点は大問1題につき25点前後で合計100点となります。
Q2
リスニングはどのように対策すれば良いですか。
250語程度の内容ということで小学生にとっては少し長めのリスニングになるかもしれませんが、中高生向けの英語ラジオ講座や動画配信サイトなどを利用して練習してみてください。音読も効果的な対策だと考えます。なお、実際に聞き取る英文の時間は2分ほどとお考えください。
Q3
ディスカッションのスタイルはどのようになりますか。
出題されたテーマに対して自分の意見を英語で述べたり、他の受験生の話した内容を聞き取って、自分の意見を述べたりする形式です。フリートーク型で、受験生同士の会話になります。
Q4
ディスカッションのテーマは何ですか。
内容について詳細はお答えできませんが、小学生でもわかるテーマです。日頃の生活の中で見たり聞いたりすることがテーマになります。
Q5
ディスカッションの時間はどのくらいですか。
Speaking & Listening Sectionの中で実施しますが、実際に会話する時間は10分程度とお考えください。
Q6
Logical Thinking や Critical Thinking はどのような形で出題されますか。
文法や語彙等の英語の知識を問う問題は出題しません。与えられた情報(リーディングやリスニングで出題された内容)を客観的な視点で分析して、根拠や事実から因果関係を把握して解答していくことが大切になります。問題全般にその要素を含みます。
Q7
英作文のテーマと採点基準はどのようなものですか。
英作文は長文を読んだ後に、その内容に関するテーマで自分の意見や考えを書くことになります。スペルや文法の正確さよりも、自分の意見や考えを指示に従って書くことが大切です。
Q8
4技能のそれぞれの分野での合格基準点はありますか。
それぞれの分野での合格基準点(いわゆる足切り)は設けていません。それぞれの分野の合計点が4技能テストの得点となります。なお、合否については算数との合計点で決まります。合否についても各科目での合格基準点は設けていません。