更新日:2015年12月18日
日本語?日本文学専修
源氏物語研究会100回記念講演会を開催しました。(平成27年12月12日)
日 時 平成27年12月12日(土)15時半~17時
講演者 文芸学部 内田保廣教授
場 所 神田一ツ橋キャンパス本館1213講義室
タイトル 江戸源氏
11年前に学生や院生を中心としてたちあげた源氏物語研究会も今年100回目をむかえることができました。ふだんは『源氏物語』をこつこつと読んでいますが、100回を記念してこのたび講演会を開催しました。
講演会では、本学文芸学部の内田保廣教授が、江戸初期から後期までの源氏物語受容を、浮世絵を通してわかりやすくご講義くださいました。種彦『田舎源氏』の挿絵に描かれた「大奥」の生活、吉原の遊女の部屋の奥に季吟の『湖月抄』(絵には潮月抄とあるのもポイントだそうです)、源氏絵に必ず「現在」の風俗が取り入れられることなど、細部にわたってひきこまれた90分間でした。
在学生だけでなく、卒業生や他コースの先生にもご参加いただき盛会でおえました。
(文責 文芸学部 岡田ひろみ)