更新日:2016年04月10日
美術史専修
受験生へのメッセージ(須田 基揮)
絵画 現代美術 抽象絵画に関する研究および創作活動
絵を描くという私達にとって原初的とも言える行為は、「うまく描かなければ」という無意味な価値観に毒されてきました。しかし、現代の絵画は表現者の感性や生き方、考え方、言い換えれば、私達の「眼差し」の在りように表現の意義を求めています。
基礎を学び基本を身につけるための「道筋」に立てれば、絵画の世界を自由に遊び、楽しむことも、表現することもできるのです。
その「道筋」を科目で例えると、デッサン演習ⅠとⅡ、絵画演習ⅠとⅡ、絵画技法基礎で造形理論、色彩学や絵画技法、絵画演習Ⅲでの創作についての「学び」ということになります。
「創作」は絵画の世界を自由に遊び、楽しむことであり4年次の卒業制作は大学4年間の集大成であると同時に卒業後の創作活動のスタートラインでもあります。
絵画の4年間の学びと卒業後のあらましは次の通りです。