更新日:2017年01月31日
日本語?日本文学専修
【文芸学部】十二単の着装見学(日本文学演習ⅠB、日本文学講読A)
平成29年1月26日(木)5限目、ハクビ京都着物学院の乃村宣子校長先生による十二単の着装講義を拝聴しながら、着装を見学しました。十二単は平安時代の女性の正装ですが、資料集ではつかみきれない服飾を立体的に視覚的に、細部にわたる説明をお聞きしながら、把握することができました。
在学生がモデルとなり、その本人はもちろん、見学する学生も目を輝かせながら授業に臨んでいたように思います。
大きな檜扇で顔を隠す女君と、狩姿の男君(伊勢物語を読んだので、今年は狩衣でお願いしました)の姿を見たことで、今後、平安時代の物語や日記を読む視点も変わってくるのではないでしょうか。
以下、学生の感想をいくつか紹介します。
?しだいに色が濃くなっていくのがとてもキレイでした。着装するところをいつまでも見られるくらい見とれてしまいました。裳も想像していたより大きくて驚きました。
?今後、物語を読む上で具体的に衣装を想像できるようになり、良い機会になりました。
?狩衣は思っていたよりかっこよかったです。絵で見ると烏帽子ってダサいと思っていましたが、実際見るとかっこいいです。
?十二単を着ているのを実際に見て、重なっている襟の色が本当に美しくて感動しました。