更新日:2022年03月04日
授業紹介
【文芸学部】岡見さえ先生担当「課題解決ワークショップ」の一環で、特別講義を行いました。
2022年1月18日(火)、文芸学部フランス語フランス文学研究室の岡見さえ先生ご担当授業「課題解決ワークショップ」で特別講義を実施し、講師に東京バレエ団プリンシパルの秋元康臣さんをお迎えいたしました。
授業の前半では、秋元さんが6年間過ごしたロシアのボリショイ?バレエ学校での留学のお話や、ロシアそして日本でのプロのダンサーとしての生活について伺いました。さらに、東京バレエ団公演で秋元さんが男性主役を踊られた『くるみ割り人形』、『白鳥の湖』、『海賊』、『ザ?カブキ』の抜粋映像を鑑賞しながら、作品内容や役を演じる上での動作、意識を向けている点などをご説明いただきました。学生からは「舞台で失敗した時や緊張した時にどのように気持ちを切り替えているのか」、「留学時代など言葉が通じない環境下でどのように交流し、親睦を深めたのか」などの質問があり、丁寧に答えていただきました。
講義を通して秋元さんは「事前に作品内容などを調べ過ぎず、劇場に来てバレエを素直な気持ちで鑑賞してほしい」と語られ、実際に劇場でバレエに触れる重要性を伝えてくださいました。バレエ芸術を身近に感じることができた、貴重な特別講義でした。
photo: Kiyonori Hasegawa