更新日:2024年07月24日
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【文芸学部】学習分析学会「2024年度第1回JALSA研究会」にて、谷田貝ゼミ4年生山賀紗季さんが学会発表を行いました
4年生の山賀紗季さん(文芸学部文芸学科メディア領域谷田貝ゼミ所属)が、下記の学会にて、研究計画の発表を行いました。今回の学会発表は、7月6日(土)に行った、谷田貝ゼミ「研究計画?経過発表会」で山賀さんと渡辺さんが発表した研究計画に対する質疑応答や諸先生方のコメントを受け、山賀さんが内容をさらにブラッシュアップし共同研究の代表者として学会発表をしました。
特に、本研究は、今日では当たり前となったスマートフォンによるSNSコミュニケーションが、短文や定型文でのやり取りが多く若者の語彙力が低下するという問題を、スマートフォン上でエデュテイメントゲーム(娯楽でありながら学習できるゲーム)として解決しようとするところに斬新さがあります。
なお、本研究計画は7月6日(土)谷田貝ゼミ「研究計画?経過発表会」の時より、関西外国語大学教授の卯木先生より特段のご指導を頂きました。ここに、深く感謝いたします。また本件は科学研究費補助金基盤研究(C)の助成を受けて行ったものです。
【学会名】 学習分析学会(https://jasla.jp/)
【大会名】 2024年度第1回JALSA研究会(https://jasla.jp/event/workshop021/)
【開催場所】 早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区)
【開催日】 2024年7月13日(土)
【発表タイトル】
語彙力向上につながるエデュテイメントゲームの開発
【登壇者】
山賀紗季(文芸学部文芸学科メディア領域 4年)
【共著者氏名(所属)】
〇山賀紗季(共立女子大学)、渡邊玲菜(共立女子大学)、卯木輝彦(関西外国語大学)、谷田貝雅典(共立女子大学)
【概要】
今日,SNSによる短文でのやり取りが日常となり、特に青少年の語彙力?文章力の低下が問題になっている.一方、青少年のインターネット利用率はほぼ100%であり、その利用用途の上位に動画鑑賞やゲームなどがあげられる。
以上より、青少年への学習は本というツールよりもスマートフォンなどの電子機器で学習する方法がなじみやすく、かつ、語彙力や文章力を養うには、ゲームなどのエンターテインメント性がある方が持続性を期待できると考えた。よって、本研究では語彙力を向上させるエデュテイメントゲームの開発を行うことを目標とする。