平成29年11月2日（木）、看護学部2年後期に開講されている「精神看護学援助論」において、精神科の看護師　神保忍氏（埼玉県済生会鴻巣病院）をお招きし、「医療観察法」の講義を受けました。通常の精神状態ではない者が重大な犯罪により医療観察病棟に入院して社会復帰を目指すための医療や看護などに関する講義をしていただきました。講義の合間には、学生が3人一組で患者役、幻聴役、看護師役になり交代で「幻聴疑似体験」をしました。体験後に、患者役は、「幻聴がうるさくて、誰の話を聞いたかわからない」、「幻聴の方が自分の話し声よりも大きく聞こえた」、看護師役は、「患者の話がずれていた」、「不快な感じがした」、などの感想を述べていました。学生は、貴重な体験をすることで生きた学びを得ることができました。

左＝講義の様子（入院形態）　／　右＝講義の様子（医療観察法）

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