Faculty of Nursing
更新日:2021年08月19日
授業紹介
【看護学部】2年生が皮下注射と筋肉内注射の技術を演習で学びました
看護学部2年生の医療支援技術論Ⅱにおける技術演習の第2回目は、注射法です。今回は、皮下注射と筋肉内注射を実施しました。
看護学部2年生は、2クラスに分かれて、注射法の演習を実施しました。授業は、安全に注射を実施するため、3段階に構成されています。1段階は、注射に必要な薬液を安全かつ清潔に準備することです。臨床で使用しているものと同様の注射器と注射針を取り出し接続したら、アンプルに入った模擬薬液を清潔操作で吸い上げて、注射薬を準備しました。2段階は、安全に注射するまでの一連の流れの確認です。学生同士で注射に適切な部位を選択したら、準備から穿刺までの流れを通して看護師役と患者役を体験しました。続いて3段階は、装着したモデルに準備した薬液を注射する技術の実践です。今回は、皮膚と筋肉の層の間にある皮下組織に薬物を注入する皮下注射と、皮膚表面からもっとも深いところにある筋肉に薬物を注入する筋肉内注射を実施しました。筋肉内注射の部位は上腕と殿部を確認しますが、この演習では上腕を選択し、新型コロナワクチンで推奨されている最新の安全な方法を取り入れ学修をしました。緊張しながらも、看護師役からは安全に注射を行う難しさ、患者役からは注射される不安や身体侵襲の大きさなど、体験からたくさんの学びがありました。
【皮下注射】学生同士で皮下注射に適した部位安全な方法を確認したら、モデルを装着した患者役と注射を実施する看護師役を体験します。
【筋肉内注射】学生同士で筋肉内注射に適した部位と安全な方法を確認したら、モデルを装着した患者役と注射を実施する看護師役を体験します。