Faculty of Nursing
更新日:2022年12月01日
授業紹介
【看護学部】1年生が滅菌手袋装着の技術を演習で学びました
医療支援技術論Ⅰで、滅菌手袋の装着と取り外しを実施しました。
外科的処置では患者の体中に菌が侵入して感染が起きないように、滅菌された手袋や器具を使用します。滅菌手袋の装着と取り外しは、医療者がマスターしておくべき重要な技術の一つです。演習は、教員によるデモンストレーションで装着の手順や留意点を確認してから実施します。滅菌手袋のオモテは清潔なものとして扱い、不潔な手やものと触れ合うことがないように細心の注意を払います。知らぬ間に滅菌手袋が汚染されないように手は腰から上にあげたままにします。実施者が気づかずに滅菌した部分に触れてしまうことが多いので、学生同士の確認や教員によるチェックを受けながら技術を学びました【写真1.2】。
滅菌手袋の装着は無菌操作を必要とする援助技術の基盤となる技術です。そのため、後日技術試験を行います。学生は課題を明らかにしながら自己練習を重ねて試験に臨みます。
(基礎看護学領域)