更新日:2018年10月13日
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和装文化に関する地域?産学連携ワークショップを開催しました
地域連携および産学連携による和装文化の伝承と振興を目的とした教育の一環として、2018年9月27日に東京織物卸商業組合と家政学部被服学科でワークショップを開催しました。
ワークショップには,袷(あわせ)の着物の制作実習を履修している3年生と,ゼミ生(4年生)の合計33名が参加しました。ワークショップ前半は、大橋英士氏(和装ブランドを展開する株式会社 新装大橋 代表取締役 会長)にゲストスピーカーとして「着るものとしての着物」と題する講演をして頂きました。ご講演中に自らモデルとなって、デニム地と革のベルトという斬新なコーディネートの着物の着付けを1分間で見せてくださいました。学生は,最初は大変驚いた様子でしたが,「和服を伝統衣服という概念に囚われることなく進化させることが必要だ」という言葉に大いに納得していました。
後半は4グループに分かれ、「どうしたら和服を着るようになるのか」といった課題に対して意見交換を行いました。東京織物卸商業組合の方々にもグループに入っていただき、学生と意見交換をしていただきました。普段、和服を着ることについて考える機会が少ない中、現場の方々の意見を聞きながら自分の意見を述べ、着物について考える貴重な機会となりました。
今後も被服学科では和装文化の伝承について取り組んでいきます。