Faculty of International Studies
更新日:2017年11月14日
留学体験記「モントリオールでの新しい家族との出会い」
R.M.さん(現3年生)
留学先:マギル大学(カナダ)
留学期間:2016年9月~2017年9月
私は高校生の頃から、留学に興味を持っていました。大学生になり、本格的に留学しようと決意し、情報収集することから始めました。高校の修学旅行でカナダに行ったこともあり、留学先はカナダにしようと初めから決めていました。そこで、カナダ大使館のカナダ留学フェアに参加し、実際に大学関係者に話を聞きに行きました。私は、マギル大学とバンクーバー?アイランド大学との間で悩みましたが、より大学のレベルが高く、語学コースのレベルの数も多いマギル大学を選びました。これは、マギル大学へ行った方が成長できると考えたためです。また、留学するにあたり、エージェントを介して準備を進める人も多いですが、自分が強く望んだ留学だったので、私はすべて自分自身で準備をしました。学生ビザの申請などの仕方はネットで調べ、留学先の入学許可証はホームページから申請を行いました。また、留学先の大学がホームステイの先を紹介してくれたので、ホームステイ先もすぐに決まりました。英語の勉強は十分とはいえませんでしたが、バイトで英語を教えていたので、英語に触れる機会はありました。
マギルの英語コースには8段階のレベルがあり、1年間で6セッションあります。セッションごとにレベルが1つずつ上がりますが、基準に到達していない場合は同じレベルをもう一度受けなければなりません。1セッションを6週間で行うため、課題やテストなどであっという間に1セッション終わってしまいます。また、各レベルで扱う内容や重点も異なりますが、基本的にリーディング?ライディング?リスニング?スピーキングを満遍なく扱います。そして、どのレベルでもプレゼンを行うことが多く、ほとんどのレベルで本1冊を読むことになります。私はもともと文法やリーディングが得意でしたが、最終的に1番できるようになったのはリスニングとライディングでした。また、スピーキングに関しても、行く前とは比べ物にならないくらい上達したと思います。授業を受け、課題をしっかりと行ってきたからだと思います。
1年間モントリオールで過ごしたので思い出はたくさんありますが、ここでは特に印象に残っていることを話します。留学をする人の多くは、語学力の向上を目標にしている人が多く、私もそのうちの1人でした。しかし、実際に向こうに行くと、様々な国から英語を学びに来ている人に出会い、日本にいた時には関わることのできなかった人と関わることができます。私は、実際にシリアやウガンダから来ている人とクラスメイトになり、仲良くなりました。また、日本の近隣国についても、私がまだ知らないことがあったりと、留学先で新しい発見をすることが出来ました。
留学してもうすぐ1年が経とうとしていた頃、たまたま私の友達と私が同じ誕生日で、仲が良くいつも一緒にいたみんながサプライズで誕生日パーティーを開いてくれました。自分では意識していなかったのですが、後日写真を見返すと、心の底から笑っている自分が写っていました。国籍に関係なく、心から笑いあえる友達が出来たことが嬉しかったです。
また、私は留学中ずっとホームステイをしており、ホストマザーとは本当に仲良くなりました。彼女から、本当の娘のようだと言われた時には嬉しくて涙が溢れました。今でも、よくスカイプをしています。
私は留学する前から将来の進路について悩んでいました。留学中にいろんな人に相談をしました。日本人にはない観点からアドバイスくれる人が多く、とても参考になりました。何より、自信を持つべきだとほとんどの方から言われたことが大きかったです。今は、海外の大学院に進学し開発学、特に難民問題について勉強するために準備をしています。出願に必要な英語のスコアは既に持っていますが、より高いスコアを出せるように現在も英語の勉強も続けています。
ホストマザーと同居学生との夕 | 誕生日パーティー |