Faculty of International Studies
更新日:2018年03月27日
【国際学部】学生広報委員による取材記事(6) 「スペインの魅力を知る―「フェイスタ?デ?エスパーニャ2017」」
太田真優 福井彩加(3年)
私たち2人は代々木公園にて昨年11月18日から19日に開催された、フェイスタ?デ?エスパーニャ2017に参加しました。これは、日本最大級のスペインフェスティバルで後援がスペイン大使館、スペイン政府観光局、外務省、東京都、セルバンテス文化センター、日本フラメンコ協会、日本パエリア協会、スペインパエリア協会などで、日本にいながら現地の文化に触れられるイベントです。フラメンコのステージ、歌に始まり、観光局のスペースでは留学や旅行などの相談スペース、スペイン人の作る本場の味のパエリア、大会で受賞経験のある本格なスペイン料理の屋台がたくさん立ち並んでいました。
そこで、「パエリアおじいちゃん」という名の屋台の売り子をしていた、スペイン人の方にお話を伺いました。
―日本語がお上手ですが、日本に何年、住んでいらっしゃいますか
「16年間住んでいます。」
―スペインの魅力、また日本人に伝えたいものなどを教えていただけますか
「やはり、パエリア、アヒージョ、生ハムなどの料理ですね。料理に使われている材料の野菜や海鮮類が日本と同様に新鮮で美味しいものが使われているのも魅力です。また、家庭料理の種類は多くなく、簡単にできるのが特徴です。」
このイベントは、日本にいながらスペインのさまざまな魅力を知ることができるイベントであると同時に、スペインを訪ねてみたいという気にさせてくれるものでもありました。そこで、私たちはその後スペイン大使館の方にお話を伺いました。スペインの特徴や魅力について教えて頂いたのでご紹介します。
パスポートはホテルの金庫に預け、外出時はコピーの携帯を勧めています。また、教会など宗教関連施設では肌の露出の多い服装は控えましょう。公共空間や子供がいる場所での喫煙は禁止されており、最大750€の罰金が科されるので気を付けましょう。
日本と同じように四季があります。内陸部は朝晩と日中の温暖差が激しいので、重ね着ができるような服がおすすめです。
チップの習慣はありますが、義務ではなくサービスに満足したときに心づけで渡すくらいで大丈夫です。
日本より8時間遅れです。サマータイム期間中は7時間遅れです。
鉄道は充実していますが、発車ベルが鳴らないので乗り遅れに注意してください。また、バスもありますが通勤?通学時間帯以外は本数が少ないです。運転をする際は、右側通行です。道路標識は日本とほぼ同じですが、慣れるまで注意が必要です。
一番の特徴は、お昼をゆっくり食べるということです。みんなで時間を気にせず、2時間から3時間くらいかけて昼食をとります。その後仕事に戻ったりと平日でも関係ありません。日本とは時間の感覚が違います。
スペインはたくさんの世界遺産があるのはもちろん魅力ですが、インスタ映えになるような街並みや場所がたくさんあります。食も日本人の好みに近いものばかりです。ぜひ、スペインを訪れてみてください。
今回の取材をして、まずスペイン人やスペインに関わる方々はとても親切で親しみをもって接してくださると感じました。はじめて会ったにもかかわらずまるで友達のように接して下さるその国民性は、スペインに行きたいと心から思えるものでした。そのような温かい人柄や、おいしい食事、日本と異なる文化や歴史にぜひみなさんにも触れて頂きたいです。