Faculty of International Studies
更新日:2019年01月17日
留学体験記「貴重な経験ができた留学」
E.M.さん(現3年生)
留学先:アクサン?フランセ
留学期間:2018年4月~9月
(1)留学までの準備
私には大学生になったら語学留学を経験したいという夢があり、自分が本当にフランスでフランス語を学びたいのかを確かめるために大学一年生の夏には共立女子大学の提携校であるアンジェ?カトリック大学で行われる一ヶ月間の語学研修に参加しました。結果として、この体験によって私のフランスに行きたいという気持ちを高める事ができフランス語が好きだという事を再確認できました。留学を決意した後はフランスに詳しい辻山先生に相談させていただき、お勧めされた日仏学院の留学相談所に通い自分の希望する少人数でありフランス語を学ぶ最適な環境が整っていると思われた南仏のモンペリエにあるアクサン?フランセという語学学校を選択しました。日仏学院のエージェントの方のお力を借りながら留学期間や学校との契約、ホームステイと寮の選択、ビザ発行の準備などに5カ月くらいかかりました。
モンペリエのコメディ広場 | 街中にあるアートな壁 |
(2)留学先での語学授業
私は月曜日から金曜日まで朝9時から12時15分までのスタンダードコースと13時15分から15時45分まであるインテンシブコースの授業を選択しました。間に15分の休憩時間があります。
クラスの平均人数は7人ぐらいで日本人の割合はすくなく、私のクラスには日本人が私だけでした。そのため、授業で分からなかった範囲や課題などはクラスメイトや先生に直接聞く必要があり、学校内では日本語をほぼ使いませんでした。
印象に残っている授業はたくさんありますが、その中でも先生が議題の書かれたカードを読みその内容について賛成か反対かを理由も含めて自分の意見を言う授業があり、少人数のため先生は生徒一人一人の意見を聞くため様々な意見が飛び交い、自分の価値観について考える事が出来ました。
クラスでのお別れ会 | 学校主催の遠足 |
(3)授業以外の思い出
私立の語学学校のため人の入れ替わりが激しく、クラスメイトは頻繁にかわるので最初の一?二カ月は落ち着く事が出来ませんでしたが、慣れてくると様々な国の人達と出会い友人となりランチや遊びに出かけたりしました。学校の先生の中でも非常勤の先生もいるので、仲良くなれた先生とは3週間に1度一緒にランチを食べにいくなど、授業外でもフランス語を話せる機会を作るようにしていました。
また、モンペリエには日本人があまりいませんが日本人コミュニティがあり、月に1度日本人主催の日仏交流会が行われています。この交流会では、フランス人だけではなく現地に住んでいる日本人の方の貴重なお話も聞く事が出来ました。
小さい街のなかには一店舗だけ日本食を提供している「弁当カフェ」というレストランがあります。このお店は日本人の方が経営していて、日本に興味があるフランス人を紹介してくれるので、エクスチェンジできる場になっていました。
私は、モンペリエにいる日本人の知り合いを増やしていき、そこからフランス人を紹介してもらったり、「アシアナ」というフランス人に対して日本語を教えるアソシエーションで少しの間だけボランティアをしたりしました。
ホストマザーとのランチ | 日本語教室でのお別れ会 |
(4)留学の成果をどのように活かしたいか
帰国した後は、フランス語を忘れないように留学中でもしていたフランスのラジオを聴く習慣を続けています。フランス語を続けていくために日々新しいい単語を増やしていくなど、フランス語を勉強する時間をとるようにしています。将来的には、ワーキングホリデーなどを使ってフランスに行きたいと考えています。
パリで行われていたジャポニスム | FIFAワールドカップの街中の様子 |