Faculty of International Studies
更新日:2024年12月09日
学生の活動
【国際学部】留学体験記「人生で忘れることのできない半年間の思い出」
H.N.さん(現3年生)
留学先:ペンシルベニア大学(アメリカ)
留学期間:2024/4/1~2024/9/20
私は大学3年生の前期の間、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアにあるペンシルベニア大学に留学しました。中学生の時に英語を介して色んな人と会話する楽しさを知った時から、さまざまな人種が集まるアメリカの大学で留学するのが夢でした。なので、留学先はアメリカであることが絶対条件だったのと、アメリカで最も歴史がありIVYリーグに属するペンシルベニア大学で勉強できる貴重な機会があるという憧れから、ペンシルベニア大学を留学先として選びました。
留学前に準備したこととして、英語の勉強と書類手続きを頑張りました。エージェントを介した留学ではないため、飛行機の手配をはじめ、VISAやI-20といわれる入国書類の準備、留学中に過ごす宿泊所の手配など必要な手続きはすべて自分で行いました。これらの手続きをするのは初めてだったので、準備の中で一番大変だと感じました。自分1人の都合で進められるわけではなく、留学先と連絡をとったり、大使館での面接日程を予約したりと、全て英語かつ、日を逆算して行わなければならないため余裕をもって準備することをお勧めします。派遣留学なので留学条件としてTOEICの定められた点数の獲得が提示されており、その点数を獲得するために日々の英語の勉強を欠かせずにしました。
授業は、レベル別の英語の授業1コマ(100分)とタームごとに振り分けられる授業が2~3コマ(60分)が月から木までで、金曜日はレベル別の英語の授業1コマ(100分)をした後に参加自由のアクティビティがありました。例えば、地元に野球チームがありスタジアムでMLB観戦、大学の畑を使った農業体験や大学のバスで観光名所に行くなど、様々なアクティビティが用意されていました。英語を勉強するためにいろんな国から集まったクラスメイトと一緒に勉強するのは、今まで思いもしなかった考え方や価値観を知ることができ、自分にとってとても刺激になりました。一方で、その価値観などの違いから相手の態度や考えていることに戸惑うこともありました。そのたびに、「なぜそのように考えたのか」を理解し合えるまで話し合うことを心がけました。この体験から、相手の見えない部分まで考えることの大切さを学びました。
休日は、友達とフィラデルフィアの観光名所や隣の州の遊園地に遊びに行きました。フィラデルフィアはニューヨークやワシントンD.C.などの主要都市と近く、バスで行けるため、友達とだけでなく1人でも遊びに行きました。放課後や休日の予定のない日は、図書館で宿題をしたり勉強したりしました。さまざまな図書館があり、設備も充実しているため図書館で勉強することをお勧めしたいです。特に、韓国人の友達のホストファミリーの家でお泊り会をしたことが一番の思い出です。私は寮生活だったので、実際にアメリカに住む家庭で生活する面白さを感じることができました。また、友達が夜ご飯に韓国料理を作ってくれて、本物の韓国料理を食べることができたり、寝ずに一晩中お互いの将来のことなどを話したりして、忘れられない思い出ができました。
留学を通して、英語力の改善だけでなく、人間としても成長できたと感じています。英語力改善の点では、4か月の間、何があっても英語を介して生活していたので、特にリスニングとスピーキングの力をつけることができたと感じています。人間としての成長の点では、「何事もなんとかなる」と「やってみないと分からない」ということを学びました。言葉だけだと無責任のように聞こえるかもしれません。英語だけで生活していた日々は私にとって悪いことも良いことも沢山起きました。英語が100%理解し話せることができるわけではないからこそ困ったり、もどかしい気持ちになったりもしました。そのたびに現地で出会った人々に助けてもらいながら、日々の生活をこなすことができました。よって、この体験は私にとって人生の糧になっています。
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