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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2025年02月07日

授業紹介

【国際学部】「フードドライブ」活動レポート ~田中(坂部)ゼミより~

 こんにちは。私たち田中(坂部)有佳子ゼミ生は、2024/11/19(火)?11/21(木)、フードドライブ活動を行いました。前期にアート作品の制作(//www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kokusai/news/detail.html?id=5102)を行い、その作品をシンボルにした活動となりました。食料をご持参いただいた方、ご協力いただいた共立コミュニティの皆様に感謝申し上げます。当日の活動と事後のフードパントリーにお送りした様子をお届けします。

文責:フードドライブ班

(貝瀬さくら、金澤愛佳、佐藤アイミ、野村美咲希)

 

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活動概要

 私たちは、【mottainaiプロジェクト2024〈神田神保町からグローバルな課題に取り組む〉】(本学2024年度地域連携プロジェクトのひとつ)のもと、2024/11/19(火)?11/21(木)、共立女子大学学内でフードドライブ活動を行いました。

 フードドライブとは、家庭で余った食材を集めて、それを必要としている方に届ける活動です。発祥はアメリカと言われており、生活困窮者を支援するチャリティーとしてスタートしました。フードドライブの主なメリットとしては、①食品ロスの削減効果、②貧困問題解消に向けた積極的な支援、③持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)に対する意識の向上が挙げられます。

 SDGsの目標12では、「2030年までに小売?消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料廃棄を半減する」ことが目指されています。この目標を達成させようとする取り組みは各地で行われています。

 共立女子大学がある千代田区でも、食品ロスを削減しようとする取り組みが始まっています。日本の政治?経済?文化の中心地である千代田区では、6万8千人以上の区民と90万人以上の昼間人口が集い、食品関連産業が活動する中、日々膨大な食品ロスが発生しています。その状況を踏まえ、同区は「千代田区食品ロス削減推進計画」を掲げました。

 千代田区に拠点を置く共立女子大学の一員として、私たちは、地域の人々?事業者?財政と関わりをもちながら活動を進めています。今回は、「身近に起きている食品ロスを減らす」、「共立生に食品ロス削減意識をもってもらう」という目的を持ってフードドライブ活動を実施することにしました。

 

 

活動の様子

 当日のフードドライブ設置では、同年7月に制作したアート作品【僕の命を捨てないで】を展示しました。

 こちらのアート作品は、食品ロス削減に関心をもつ高校生によるデザインをいただいて始まりました。作品の材料には、リンゴカスによる古紙、各家庭から持ち寄った野菜スタンプを用いています。食べられる食品が多く捨てられていること、その問題が解決していない現状を一目で認識してもらえるように、という気持ちを込めて制作しました。

 アート作品を展示したことで、より多くの人がフードドライブ活動に目を留めてくださったように感じます。

 

 

 当日は、共立女子中?高?大学生、教員?事務の方々、保護者、地域の方々など多くの方々のご協力によって段ボール4箱分の食材を集めることができました。食材は、千代田区福祉協議会?清掃事務所によるご協力のもと、配送先の一橋高校に届けられました。

 

 

感想

 この一年間フードドライブを通して、一つの活動から複数のことを学びました。食品ロスに関することだけでなく、みんなで協力して一つのものを完成させることの大変さや、一人一人が自分の仕事を確実にこなさなければスムーズに進まないことを実感しました。また今後グループワークをするときは、今回の経験を生かして、メンバーが意見を出しやすい雰囲気になるように率先して取り組みたいと思います。(佐藤)

 

 今年度のゼミの活動は大きくまとめると“食”に関することであったと思います。当初は自分の研究したいテーマとはかけ離れたものだと感じていましたが、実は密接に関わっていることを知り、視野が広がりました。また、昨年度までのゼミでは輪読など淡々と作業をこなすことが多かったものの、今年度のゼミの活動では校内だけでなく社会と連携を取りながら行ったので、より大変でした。今回の活動を経て、以前よりも一人一人が責任を持ち、話し合いや連携を上手く行う力がついたと思います。そして食品は想像以上に集まり、届け先にも喜んでいただけて良かったです。今後、届け先のニーズについても詳しく調べていきたいです。(金澤)

 

 今回の活動を通して、今一度日常生活における”食”に対する意識を見直すきっかけとなりました。学術的に食糧危機について学んだことで、海外では食に困っている人々について取り上げられる機会が多いものの、日本の食品ロス問題にはあまり注目されていない事に気づきました。実際に活動をしてみても、フードドライブというワードは広く認知されていないように感じたため、今回の活動によって少しでも認知度を上げる力になれていたら嬉しいです。今後はフードロス問題について目を向け、子ども食堂についても学びたいと思います。(野村)

 

 私は今回、一から活動を起こすことの大変さと、人のために働くことの楽しさを実感しました。アート作品を展示しながらのフードドライブは共立でも初めての試みであったため、全てにおいて許可を得る必要がありました。許可をいただく上で必要な社会人との長期に渡るコミュニケーションは初めて体験したため、私はフードドライブ活動本来の意義より活動を遂行することで頭がいっぱいでした。しかし私たちが集めた食材が一橋高校に届いた写真を見たとき、人のために頑張ることはとても楽しくて、自分の大きな活力になることを強く感じることができました。(貝瀬)

 

 

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