
「人々の生活に身近なもの?ことに関われる仕事」を軸に就職活動を行い、三菱鉛筆株式会社に就職しました。現在は人事部で給与計算、勤怠管理、社会保険の手続きといった労務管理の仕事に携わっています。人事としての知識が深まるにつれて、社員の方の疑問?悩みの解決や、働きやすい職場づくりに貢献できている実感が増しており、それが今のやりがいです。社員の方から感謝の言葉をもらうことも多く、日々の活力となっています。最近では、会社のSNS運用に関わる機会もありました。自ら手を挙げてプロジェクトに参加し、投稿するコンテンツの作成を担当しました。
生活科学科のメディア社会コース*を選んだ理由として、将来必ず役立つパソコンスキルを身につけたいとの思いがありました。そして入学後、実際にExcelやWordの操作方法を基礎からしっかり学ぶことができました。事務の仕事でこれらのソフトを扱う時にも、事前知識があったため不安はありませんでした。SNS運用でも、どのような写真を撮ってどのような文章を載せるのかを考える上で、大学で学んだメディアデザインの知識と、IllustratorやPhotoshopのスキルが役立ちました。
近場のおいしいお店を先生に教えたところ、次の日にその店に行った様子を先生がSNSにアップしていたことがありました。先生と学生の間にいい意味でフラットな関係があったと感じます。授業の内容だけでなく、それ以外の相談事でも声をかけやすい雰囲気がありました。
今後もこの部署で、人事のスペシャリストを目指していきます。社員の方々が快適に過ごせるよう、良い商品を生み出していけるように、人事部として多方面からサポートしていきたいです。
所属コースや短大の枠に縛られることなく、自分が学びたい分野を選んで学べる点です。私も在学中に生活デザインコースの授業を受けてファッションに興味を持ち、卒業研究では自身の所属と違うコースのゼミに参加。衣装の色彩がキャラクターに与える影響についての研究?洋服制作に取り組みました。ファッション以外にも食、心理学など幅広い分野を興味に応じて学べたことで、物事に対する理解力や柔軟な思考力が磨かれました。この適応力は、あらゆる仕事、業務改善に取り組む上で役立っていると感じます。違うコースでの卒業制作は知り合いもいない、知識も浅い状態からのスタートでしたが、別の分野を学んできた新しい友人と先生方に助けられて自分のやりたいことを実現できました。共立女子短期大学は、何をするにも温かく寄り添ってくれる人と環境があり、自分の「やりたい」を見つけて表現できる場所です。
在学中には今まで知り得なかった多様な知識、さまざまな分野を学んでいる友人、自分が知りたいこと?実現したいことに寄り添ってくれる先生方にたくさん出会えました。この経験があったからこそ、新しい世界に飛び込む積極性が育まれました。今の会社でSNS運用のプロジェクトに挑戦した根底にも、この積極性があると感じています。
*2023年4月より、メディア社会コースは「ITメディアコース」にコース名称を変更
(2025年2月掲載)