更新日:2025年02月19日
社会連携
【社会連携】南三陸町 海藻ふりかけづくりと、KUG(帰宅困難者支援施設運営ゲーム)ワークショップ開催報告
共立女子大学?共立女子短期大学(東京都千代田区)は、加盟している「千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム」(※1)(略称:千代田区キャンパスコンソ(C.C.C))と、南三陸町海藻ふりかけ作り、災害時の帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)を、2月14日(金)に開催しました。
開催日時:2025年2月14日(金)13:15-17:00
会場:共立女子大学 2号館(千代田区一ツ橋2-6-1)
タイムスケジュール:
第1部 13:15~15:00 2号館605
?南三陸町 阿部民子様(たみこの海パック)の講話(南三陸町と共立女子大学をオンラインで繋ぎ実施)
?海藻ふりかけづくり
第2部 15:10~17:00 2号館2F コミュニケーションギャラリー
?災害時の帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)
参加対象:共立女子大学?共立女子短期大学および
千代田区キャンパスコンソ構成大学(※)学生、教職員、ご関係者様
(※)大妻女子大学?同短期大学部, 東京家政学院大学, 二松学舎大学, 専修大学, 法政大学
千代田区内の在住、在勤、通学の皆様
参加人数:15名
東日本大震災から14年が経過しようとする中、今後の世代交代によって災害に対する当事者意識が薄れていくことを防ぐために、第1部では本学と連携している南三陸町とオンラインで映像を繋ぎ、南三陸町の阿部民子様より講話と、海藻ふりかけ作りを通じて自然災害の事実や復興の現状を学ぶワークショップを行いました。
深津謙一郎教授、渡辺明日香教授より、ワークショップの流れ説明後、参加者で自己紹介
阿部民子様より、東日本大震災時の状況、避難所での生活等をお伝えいただきました
海藻ふりかけづくりキット(南三陸町 たみこの海パック様と協働し開催)
南三陸町とオンラインで繋ぎ、手作りの海藻ふりかけづくり
完成した海藻ふりかけを、ご飯と一緒に試食し、出来上がりはお土産に
学生、教員からの質問に、民子さんの思いも伝わるやりとりが時間一杯続きました
続けて、本学では、千代田区と区内大学との大規模災害時における協力基本協定(※2)のもと、地域住民および帰宅困難者等の被災者への一時的な施設の提供機関として、災害時の帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)(※3)を行いました。
第1部で南三陸町 阿部民子様より拝聴した東日本大震災時の対応から、減災意識を向上させることの必要性?重要性を伝えるとともに、災害時の帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)を通じて、大都市において多数の帰宅困難者が押し寄せる状況を想定し、受入れ対応に対する気づき、意識を高めていきます。
3つのチームに分かれ、受入れ方針を決め、次から次に避難所へ来る方への対応、動きをイメージしました。
各チームごとに、気づきの確認
研究者 渡辺明日香教授より参加の皆さんへのフィードバック
災害時に役立つヒントととなるワークショップと、災害時の帰宅困難者支援 施設受入時の運営についての模擬体験から、いざというときの行動に備えていきたいと思います。
※1:千代田区キャンパスコンソについて
https://chiyoda-consortium.jp/
2018年4月に、千代田区内の徒歩圏にキャンパスが近接する5大学(大妻女子大学?大妻女子大学短期大学部、共立女子大学?共立女子短期大学、東京家政学院大学、二松学舎大学、法政大学)で設立し、千代田区と地域産業界等とともに、近接地の立地等を生かした大学間連携と地域発展の推進を図ることを目的として、様々な連携事業を展開しています。2023年11月より専修大学が加盟しました。
※2:千代田区と区内大学との大規模災害時における協力基本協定について
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/bosai/bosai-taisaku/jorei-keikaku/daigaku.html
※3:南三陸町 海藻ふりかけづくりと、災害時の帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)について
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/collaboration/news/detail.html?id=5196
共立女子大学?共立女子短期大学 社会連携センター
メール renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp