更新日:2021年11月09日
教学マネジメント
【教学マネジメント】データリテラシーと企画力に関するSDプログラムを実施いたしました(2021年6月~10月)
2020年1月22日、中央教育審議会大学分科会において「教学マネジメント指針」が取りまとめられました。
教学マネジメントは、「大学がその教育目的を達成するために行う管理運営」と定義づけられ、大学は自律的な
営みの中で、学修者本位の教育への転換と学修成果に基づいた改善?改革を恒常的に行うことが求められています。
そのような恒常的?継続的な改善?改革には、組織全体で内部質保証※を推進することに加え、
各部門での内部質保証を推進していくことの両方が必要となります。
今回のSDプログラムでは、特に各部門での内部質保証を推進するため、改善プロセスで重要となる
「データリテラシー」と「企画力」に着目した内容で実施いたしました。
※内部質保証:
「PDCAサイクル等を適切に機能させることによって、質の向上を図り、教育、学修等が適切な水準にあることを
大学自らの責任で説明し証明していく学内の恒常的?継続的プロセス」と定義されています。
実施期間:2021年6月~10月
プログラム概要:
第1部 「内部質保証および自己点検?評価について理解する」
(対象:全専任職員)
第三期認証評価に求められる内部質保証および本学における自己点検?評価活動について理解し、
説明できるようになることを目標に、オンデマンド動画の視聴を実施。
第2部 「内部質保証推進活動を実践してみよう」
(対象:自己点検?評価実施委員会委員の職員および中堅職員)
1日目 個人課題の共有とグループワーク
事前課題として、参加者自身が所属する部門の取り組みについて、エビデンスに基づいた自己点検?評価を実施し、
当日研修のグループ内で意見交換を実施
2日目 グループで検討した提案発表
1日目のグループでの意見交換の中から課題を1つに絞り、改善策の立案まで行い、
学長執行部や事務局長等が参加した通常の委員会等を想定した場で提案を実施。
この研修において個人やグループで検討した内容は、今後も各部署での業務で活かしていくこととなります。
本学では、学修者本位の教育への転換と学修成果に基づいた改善?改革を恒常的に行うために、
このようなSDプログラムを通して、教職員の能力の向上とともに内部質保証の推進を継続していきます。