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中学生?高校生の頃に職業体験で保育所に行きました。そこで子どもと関わる仕事に興味を持ったことがきっかけです。
私は「保育を進めるためには、視野を広く持つことが大切である」と考えています。大学での4年間を通して、座学で得たことを実践することで深い学びに繋ぐことができました。授業では学友たちと意見を交換する機会が多く、自分が持ち合わせていなかった視点から物事を捉えることに気付き、保育者としての思考に複数の選択肢を持てるようになりました。
児童学科は1年次に児童学の基礎を学び、2年次に「幼保履修モデル」「幼小履修モデル」に分かれます。その2年次に履修した共通科目の『保育内容(環境)』をおすすめします。光る泥団子を作ったり、ネイチャーゲームをするなどして自然と直接触れ合う楽しみを覚えたからです。また、動物の飼育、野菜?植物の栽培など保育に携わる上で必要となる知識を学生同士、協力し合って学びました。
こども園に就職が内定しています。子どもたちに寄り添い、その子どもたちの主体的な学びや多様な経験を援助できる保育者を目指します。
卒業論文のための事例を収集しています。今年の4月から週に1回、幼稚園を直接訪れ、子どもの遊びや保育者の援助を記録しています。一つの遊びの流れを続けて記録することは貴重な経験で、子どもの関わりや遊びの過程はとても面白いと感じています。職業としての保育者は、その遊びの全体に目を配る必要があるので、今こうして丁寧に観察して学んでいることを、就職してからも活かしたいです。
公立保育園で保育補助のアルバイトをしています。保育者がスムーズに保育を進められるように、子どもが安全に過ごせるようにすることが仕事です。大学での実習以外でも日々、子どもと関わっていると子どもの成長に嬉しさを感じます。学生のうちに、たくさん保育に携わったからこそ学んだことや気付いたことを将来、保育職として活かしたいです。
先生はとても温かい雰囲気です。学生は皆んなが優しく、多くは「将来、教育?保育職に就いて子どもと関わり続けよう」と考えています。
2号館4階図書館の学修スペースがお気に入りです。クワイエットエリアなので、静かな環境で集中して学修できます。
自分が学びたいことを、とことん追求していくことができるので毎日が充実しています。優しくて、同じ目標を持った仲間たちはお互いを高め合える存在です。そんな誰とでも気軽に意見が交わせる環境なので、私は自分の考えを明確に持つことができるようになりました。キャンパスの周辺には食事が美味しい飲食店がたくさんあり、友人と空きコマ時間に巡ることも楽しみのひとつです。
(2023年3月掲載)